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執筆者の写真村野 栄一

■ 2030年未来の分岐点5 「ゲノム・テクノロジーの光と影」

今回は遺伝子操作についての脅威です。

実際中国では遺伝子組み換えを行った双子が誕生しております。今中国では以前の一人っ子政策の煽りからか、優生優育としてゲノム編集に興味が注がれています。

現在では出産前に600種類の診断が可能になっておりますが、赤ちゃんの遺伝から先天性があると、処分するという重い選択をしますし、多くの方が賛成派でありました。

また倫理的には、知能強化に対しては、賛成19%と反対派が多いことが伺えます。

そして、人間の長生きを助ける手段として、他の動物に人間のゲノム情報を組み入れ、ひとの臓器をつくり人間に移植するという研究も進んでいます。


コロナ禍の今は、以下のマウスがバカ売れしているようです。それは、人間がもつ、コロナの感染をするACE2という突起をゲノム編集して母親マウスに備え、子供は、その遺伝子をもっており、世界中でそのマウスは需要があり実験に用いられていいるようです。

近年では2020年にノーベル賞でゲノムを乳酸菌のもつたんぱく質によって切断して、組み込みたい配列を入れる編集ができることが証明されました。

以前からは、農業分野で先進的におこなわれていましたが、まだゲノム編集が明らかでなかった1960年台には、日本でも品種改良として放射線で突然変異を狙った実験を行っており、ゴールドの20世紀梨などは、その賜物であります。


医療分野では、癌治療として、癌細胞を叩くキラー細胞にゲノム編集で書き換えをおこなって、治るケースもあるようです。

もちろん親がいない人工生命も出来るところまでもう直ぐです。

今後国際ルールをつくって、世界で倫理のあり方を考える必要があります。

今では、SFの世界は制限を外せば、作ることができる現実なのですね。

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