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■ 2030年未来の分岐点4 「AI戦争 新たな脅威」

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

今回は自然環境のことではなく、AI兵器や、グレーゾーン戦争と呼ばれるAIを駆使した戦争がもう始まっているという危機をお知らせしたいと思います。

今までは世界で核の保有国が優位であり、北朝鮮などはその開発を水面下で実施しているのかが、問われております。


しかし現在では少しAIの誕生で、新たな脅威が起こっております。その一つトルコでは、AI兵器の防衛産業に力を入れていて、周辺国がそこから武器を仕入れている状況です。例えば、スマホの電波から、味方と敵の電波情報を分類して、携帯をめがけて自爆ドローンを落下させるというシステムです。この成果が出たのは、アゼルバイジャンとアルメニアの戦いです。ロシアを後ろ盾にしているアルメニアには過去4回戦っても勝つことができなかったアゼルバイジャンは、このAI兵器を調達して勝利を得ました。2030年に向かってロボット部隊をロシアは構成し、アメリカは無人機と有人機の合同で実戦配備をする計画を立てています。アメリカで行われたシミュレーションではエースパイロットとAIが闘って5戦5敗を人間側がしてしまいました。飛行中にGがかかるような環境化で、判断が瞬時にできないという欠点が人間にはあったようです。


またグレーゾーン戦争とは、フェイク動画やニュースを使ってデマを自動的に生成することで、不安を煽り、国民を混乱させて、内乱を起こすような仕組みを企てるというものであります。


日本でも震災時に動物園からライオンが逃げたというデマがありました。悪質ですがこのような話は、簡単に発生させ混乱させることができますね。


世界が戦争をフェイクから戦争に発展しないためにも、ルールをつくらないと、大変なことになると国連でも頭を悩ませています。攻撃判断する最終決断は人間が行うのかなど、国家の責任を問うことなど3次大戦を発生させないために考える必要があります。

より一層、本物か偽物かなどを判断する力の基礎を子どものうちから育む必要がありますね。

 
 
 

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