top of page

◼ 義務教育の充実を考える

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

You Tubeで義務教育を考える極端なアニメがありました。

お話は、日本では、義務教育が破綻して、もう学校はありません。自由に子どもたちに暮らして下さいというお触れが文科省から出たという設定ではじまり、2人の同級生が出てきます。ひとりは、毎日楽しくゲームをして遊びます。もうひとりは、塾に通います。


やがて大人になり、ゲームに明け暮れていた子は、読み書き計算が出来ないので、就職が出来ません。しかし友達の親がコンビニをやっていて、そこでバイトで雇ってもらいますが、レジが壊れてしまい、計算をしなければならず、簡単な計算でも出来ません。領収書を書いてと頼まれても、字が書けません。そして、その子は首になりました。塾通いしていた子どもは、研究者で楽しく仕事をしていました。

とまあこんな筋書きでした。


極端な例ですが、ヒヤッとする内容でした。

学習だけが全てではないですが、基礎学力は大切です。


2008年3月、文部科学省は小・中学校の学習指導要領を改訂し、新しい学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」をはぐくむという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成に取り組んでいます。

そして、学校だけではなく、家庭や地域など社会全体で子どもたちの教育に取り組むことを求めているようですが、保護者や地域の協力を必要だと考えているようですが、なにか変わったのでしょうか。地域とどうつながろうとしているのでしょうか。まだ道半ばです。

 
 
 

最新記事

すべて表示

■大雨の河川対策 

今の時期は雨が降りませんが、今年もその時期には、雨の心配が発生します。 都の説明を踏まえ現在の東京の河川状況を説明します。 昭和40年頃の河川の整備を振り返ると、中小河川の河道の拡幅や、調節池や分水路を配置することで、50ミリ/時間を整備水準で行ってきました。その成果として...

■子ども虐待の一つに親からの言葉

子どもを追い迷める親からの虐待には、食事などを与えないネグレストや性的虐待、体的虐待に加え、心理的虐待が含まれます。前者の3つは特異な例と思われがちですが、後者の心理的虐待は、日常の中でつい言ってしまうこともあります。 例えば、兄弟姉妹間で比較をする言動や「お前なんか生まれ...

■教育現場での生成AI活用

ChatGPTなどの生成AIが普及する中、教育現場での適切な活用が求められています。保護者の間では思考力や記述力の低下が懸念されていますが、適切に使えば知的好奇心を刺激し、学習の幅を広げることができます。 私立学校では、国語の授業でAIの解答を生徒の考えと比較し、誤りを分析...

Comentarios


bottom of page