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執筆者の写真村野 栄一

第6回「市民が使いやすい公共交通!!」▪ラストマイルモビリティを考える 2021/02/12

1、ラストマイルモビリティってなに


目的地に行くための駅や、バス停などで、下車したあとの、移動手段のことを言います。わかり易い例は、自宅の最寄り駅で下車して自宅へ向かう足のことです。


一般に通勤や通学などで駅まで行くとき、自力では、自転車や徒歩、車で向かう場合は駅近くの駐車場を借りるや、家族で免許をもっている場合は送迎などしていますので、これがラストマイルモビリティとなります。



2、ラストマイルモビリティの課題は


例えば車で移動することを考えると、住んでいる地域内で、駅やバス停、ショッピングモール、そして自宅などの近い場所まで運転していき、駐車します。


一般的には移動している時間は短く、寄り道をすることなく,要件が済んだら、すぐに利用を終了する場合が多いことが特徴です。


また、短距離しか利用しないにもかかわらず、行先で駐車場探しに時間がかかってはサービスの意味はないし、そもそも駐車場がないこともあります。


このようなことから、世界的にもみても課題となっていますが、現在のところ実用されて普及している新たな乗り物の例はないです。



3、どんな乗り物が考えられるの


具体的な例としては、現在東京メトロ月島駅を出てすぐに、自動運転ロボット「ラクロ」という名称の乗り物です。

370円で10分利用でき、会員になると乗り放題になります。時速は6キロとゆっくりですが、「電動車いす」扱いなので、法律問題もクリアしており、将来はスマホで出発点まで呼び、乗り捨てたあとは自動でステーションまで戻るという仕組みです。これが実現すると、上記の課題もクリアになり

ます。

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