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第16回「市民が使いやすい公共交通!!」▪ 公共交通は地域づくりの土台 2021/03/15 月曜

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

交通空白地域


移動困難を示すときに、交通空白地域や、交通不便地域と言われる地域があります。この使い分けの決まりはありません。ちなみにあきる野市は交通空白地域という言葉を使います。 

定義は地域で距離はきめておりますが、


一例は

既存バスが走行してない地域

既存バス停から半径300Mの範囲より外側の地域

鉄道駅から、半径800Mの範囲より外側の地域

となっております。


また高齢者が買い物をしたものを持って歩く帰路は300~500Mが限度と言われています。



国の動き


2015年の改正した法律は、交通を主軸にしたまちづくりをすることが、主旨となっております。


①地方創生、地域おこし、若者の移住定住の促進

②都市部の中心市街地の空洞化対策として「コンパクト・アンド・ネットワーク」づくりをすすめる。

③小さな拠点づくり


②・③は商店・病院・各種公共施設等を1箇所に集める方法と、それより徒歩圏内に小規模な拠点をつくりその拠点間を公共交通で結ぶという構想です。



地域住民の動き


住民の交通権を保証する「交通まちづくり条例」の制定をはじめている地域もあります。

それぞれ状況や実現すべき目標は違いますので、状況を把握できる自治体の担当職員が継続的にかかわって頂く仕組みが必要です。



人材としては行程管理、調査分析・計画策定、コミュニケーションなどのスキルを養成していかなければなりません。これは優先度が高い課題です。私も3月議会で独立した「公共交通政策課」を作って欲しいと要望しました。必要性は認めてもらいましたが、実施には時間がかかりそうな感じでした。やはり市長のトップダウンを切望します。

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