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◼ 立地適正化計画3

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 2022年6月27日
  • 読了時間: 2分

今回は3回シリーズの最後です。

この計画は後ろ向きにとらわれてきたので、今日まで検討が進んでいない。しかしこの類の計画は市が作成しないと、結局無秩序に公共のサービスを広げていかなければならない。あきる野市のような地形では、本来なら真っ先にこの計画について取り組む必要があることは、1回めで述べたとおりでありである。

しかし現実は、いろいろと住民に説明や、理解も求める場面が出てくることから、先送りになっている。この際中心市街地につながる拠点市街地をつくるや、移動手段を充実することで、今より住みやすい環境はできるのではないかと思う。子どもの学校環境も小学校が、ひとクラスしか無い状況が、屋城と前田小学校などで見受けられる。当たり前に私達の時代には両校とも3クラスあったのが、現在では1クラスとなって、のちは、もっと減少するなどした場合に、どちらかに選択する必要も出てくるであろう。どの時点で方向性を決めるかなど、今後の行政運営に委ねられる。

いずれにしても、計画なくして実行はないので、早い段階で進めないといけない。しかし現在は行政もゼネラリストを求め、スペシャリストは、育ちにくい環境で職員を配置している現状がある。

その弊害として、資料をチェックする機能が働かない。例えば専門業者に計画書を多額報酬で外注するが、データが間違っていても、それに誰も気が付かない。近年あきる野市の印刷する冊子で間違いがない部分はなく、必ずといって、訂正がはいる。これは実働している部隊がチェックしていないから、「あれ?何かおかしいな?」やこういうところは書き換えるからチェックが必要であると言った、勘所が不明なので、正しいつもりでチェックするので、必ず間違う。しかしこれは制度が創った弊害である。

このようなことも今後正して行くためには、資料作りに汗を書かないと、人任せでは街全体の今後が暗い。

なんか評論家みたいな終わり方になってしまったが、そのあたりは今回の一般質問で市側に伝えていきたい。

 
 
 

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