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■空き家の現状について

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 3月9日
  • 読了時間: 1分

令和5年7月で空き家の総数は全国には849万戸であります。この20年間で1.5倍に増加しております。この中で賃貸や売却用でなく、長期にわたって不在の住宅などは349万戸であります。現在では増加の一途をたどり、多くの自治体で実態調査を行っています。


その内訳で一戸建てが7割以上の240万戸を占め、共同住宅や長屋は96万戸です。この中で腐朽・破損ありの建物で、約101万戸あり、特に大修理を要する危険・修理不能は53万戸あります。

この中で所有者が判明しない空き家は9%あるのが実態です。


続いて市区町村ごとに計画が策定されて、対策があるかですが、全国的には1399の市区町村で策定済みであり、全体の80%を占めます。あきる野市も策定は済んでおります。現在のところ特定空き家に認定している建物はありませんが、日常の調査や市民からの苦情から現場対応しているところであるようです。


今後はひどい空き家になる前の働きかけをどの様に行うかですが、固定資産税の住宅地特例の解除なども予防になると考えているようです。また空き家等管理法人などとのタイアップや所有者不明の管理をどの様にしていくかがです。


また続編で記載します。

 
 
 

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