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■ 気候変動対策

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

環境活動家のグレタさんは飛行機に乗らない。これはみんな飛行機に乗るなということではなく、飛行機に乗る人を非難はしているわけではない。彼女は個人の変化より、社会の仕組みを変えないといけないと訴えている。


あなたにとって気候変動はどのようなものですか?という質問に対しての回答で、日本人の気候変動への捉え方について、特徴が分かりやすく出ているものがありました。


Q「多くの場合、生活の質を脅かすものである」に対して「イエス」は、世界平均(中国、ドイツ、ロシア、アメリカ)が26.65%に対して、日本は60%であった。続いてQ「多くの場合生活の質を高めるものである」に対しては世界平均で66%に対し日本人は17%であった。


この回答の解釈のままでは、日本人は、いやいや我慢の中で目標に向かうことになりそうだが、極端な話では、例えばエアコンをつけないで我慢させるのかのような話には進まないことを願う。


今後は社会の常識が変わってCO2が発生しないようになるのが、何よりです。それに向かって率先している企業が名を連ねているのが、RE100(再生エネルギ100%でやっていこうと考えている)の企業でありますが、私たちは少なくとも、環境を配慮している企業とそうでない企業があるなら、どちらの商品を手に取るのかや、自分たちがエコな行動をしたときに発信するなどでも社会システムが変わっていく一助になります。


30年前になかったものは、インターネット、デジカメ、ケータイ、ペットボトル、喫煙所、LED電球、などであり、それしか売ってなければ、それを買うしかない。

コロナウイルスの影響ではテレワークが当たり前になった。今後はその仕組みが当たり前に使われる。そのような社会システムが変わることで、環境が変わることがある。


世界的には人口が増えている中で、CO2削減を進めるには、私たち企業人や政治家も関心を行動に移すことが今後のミッションになっていくと感じます。

 
 
 

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