top of page

■東京都の被害想定

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 2022年12月26日
  • 読了時間: 1分

都の総合防災部が想定している地震は、総合的な防災対策が必要な直下型と、津波対策に重きをおいた海溝型の地震があります。前者の首都圏直下型でM7クラスの地震で発生確率が70%は、以下5つ想定されております。

① 都心南部直下地震

② 都心東部直下地震

③ 都心西部直下地震

④ 多摩東部直下地震

⑤ 多摩西部直下地震


例えば④の多摩東部直下地震の場合は、あきる野市の震度は6弱で、全体の被害で建物被害は161,516棟、死者4,986人、避難者は276万人とされています。


またこの地域でよく聞く立川断層帯地震についてはM7.4の規模で震度は6強であり、全体の被害は建物被害で51,928棟、死者1,490人、避難者は59万人と想定されます。但し発生確率は0.5~2%で可能性は極端に低いです。

また南海トラフ巨大地震M9クラスは発生確率で70~80%とされておりますが、都内全体でも震度は5強以下なので、揺れによる被害はあまりないと考えて良いと思います。



都では発生直後から1か月以降まで細かく想定をしているので、詳しくお知りになりたい方はhttps://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/021/571/20220525/n/002.pdf をご覧ください。

 
 
 

最新記事

すべて表示
■まちづくりと公共交通:これからの地域のかたち

3/28に議員研修会で、公共交通を考えるということで、名古屋大学の安藤章先生を及びして、研修会を行いました。その内容を少しまとめます。 まちづくりを考えるうえで、公共交通は不可欠な要素です。とりわけ高齢化が進む地域社会では、「移動の自由」が住民の生活の質や健康、そして地域経...

 
 
 
【市政報告】:「第3期あきる野市子ども・子育て支援総合計画」策定の内容

子ども・子育て支援の新たな5年間の取り組み。 少子高齢化や核家族化、共働き世帯の増加など、子どもと子育て家庭を取り巻く環境は年々変化し、課題も複雑化しています。こうした背景を受け、あきる野市では令和7年度から令和11年度までの5年間を計画期間とする「第3期あきる野市子ども・...

 
 
 
■市政報告「あきる野市 地域保健福祉計画(令和7〜11年度)」について

あきる野市では、すべての市民が安心して暮らせる地域社会を目指し、「地域保健福祉計画(令和7年度〜11年度)」を新しくつくりました。この計画は、赤ちゃんから高齢者まで、障がいのある人や生活に困っている人など、誰もが暮らしやすいまちにするための5年間の行動プランです。...

 
 
 

Comments


bottom of page