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▪東京都と多摩地域の関係2

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

令和3年1月27日

東京都の出先機関で青梅市役所に西多摩広域行政圏の窓口があります。多摩4区毎に当初窓口はありましたが、現在は北多摩と西多摩の2区になり、運営方法はそれぞれです。今回はそこへ話を聞きに行ってきました。以下の3項目を提示して話を伺いました。

1、広域で捉える問題と現在の課題

2、都と市が連携していく条件

3、改善を行う上でのプロセス案

まず、課題は山林に関すること、観光地としてのブランドイメージやプロモーション、広域の行政サービスあたりがあがってきましたが、都が捉えている問題を核に行政も広域で考える必要があると実感しました。

連携方法は、総合交付金が事業費の半分出ますが、その出し方は西多摩の場合、8市町村で共通の課題となって検討されるので、図書館の共通利用や、行政圏の体育大会など、当たり障りなく出来る内容に留まっております。

もうひとつの北多摩においては、構成は同様な規模であることから、事務局を持ち回りの交代制でまわし、担当市が広域の名前で事業を行うことも可能な位置づけになっており、それに東京都からの補助が半分入るのであれば、使い勝手の良い運営が出来ると感じました。

最後の改善を行うプロセスは、北多摩をヒントに4市と4町村で課題は違うので、ともに行う事業の他に行政の括りを変える必要があることをしないといけないし、またその先駆けとして、議員が課題のある行政同士の前身として、連携する必要があると強く感じ、今までそのシムテムが無いことが課題で、実は自分たちが始めていなかったことなのだと痛感です。しかし前例がないことなので、じっくり考え、はじまったら素早く展開していくことが必須。と思案中。

 
 
 

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