西予市は移住交流促進支援事業を地方創生推進交付金を利用して行っています。
マッチング事業として、都市部で田舎暮らしに興味がある移住者をSNSなどで募集して、移住希望者の交通費等は負担し、3か月毎に交流事業を実施します。それに参加をしてくれた方にリノベーションした空き家を提供します。3回に渡りお見合いをする形になるので、移住者も住民もお互いをわかり、そのうえで移住するので、勘違いはなくなります。
また、住まいは、空き家バンクに登録された、物件から、リノベーションする建物を選び、概ね1件1000万位かけて改修。市が借り上げ移住者に賃貸します。その上がりで市の負担分250万は完済できます。そのスキームで空き家を減らし、移住者を受け入れている事業形態です。
令和三年は71人、52世帯が移住しました。
国からの支援をうまく活用したリノベーション計画です。
今回大洲市と西予市を視察しましたが、説明している担当者が自信をもって生き生きと説明しておりました。これは職員から、やらされている感から発する表情や言葉ではなかったことが印象的で、やりがいを感じて、まちを創っていることで、成果が出ていることを実感しました。
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