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■児童虐待防止対策

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 2022年12月26日
  • 読了時間: 1分

コロナ禍の影響はさまざまありますが、家庭内の児童虐待は、全国的にも学校等の休業や外出自粛が継続した結果、こどもの見守り機会が減少し、児童虐待リスクが高くなってしまいました。


児童虐待の相談件数は、あきる野市で、令和元年度は190件、令和2年度130件、令和3年度205件です。令和2年度が下がっているのは、休校が続き、発見出来るはずの実態が家庭内で表面化されなかったことも、原因であると予測されます。

全国的には、令和3年度225か所の児童相談所が、児童虐待相談として対応した件数は207,659件で、その前年のデータで令和2年度の一年間の死亡件数で心中による虐待死は28人、その他の虐待死は49人に上ります。そのうち年齢では0歳児は32人で65%を超えます。


市では、虐待を受けている子どもや支援を必要としている家庭を早期に発見し、保護や支援を図るために、子どもや保護者に関する情報の交換や支援内容の協議を行う場として、要保護児童対策地域協議会(子どもを守る地域ネットワーク)があり、児童相談所や、警察、民生委員、児童委員等などが連携を図っています。


その他防止対策は、子ども家庭支援センターの職員が幼保小中学校へ定期訪問を行うや、予防講座などを開催する取り組みを行っております。


早期発見、対応が図られるように、支援をしていきたいです。

 
 
 

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