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■ プラスチックリサイクル

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 2022年9月24日
  • 読了時間: 2分

今年の1月には、海洋ゴミなどの話を含めて「プラスチック汚染の脅威」という題で投稿しましたが、今回はリサイクルを中心に2019年のデータを交えて書いていきたいと思います。2019年の調査でリサイクルされるプラスチックゴミは1日30tあります。コロナ禍でその数は例年と比較して1割は増えているそうです。


リサイクル業者は再利用する部位と、海外へ輸出するものと、分別します。

廃棄プラスチックを日本では現在43%の79万t輸出します。この量は世界的に見るとドイツについで世界で第2位であり、海外に背負わせている部分が大変多いことがわかります。

プラスチックごみは850万t排出されますが、内訳は一般412万t、産業系438万tです。

産業系は単一のプラスチックの端材なので、再利用はしやすいですが、一般はいろいろが混ざった状態なので、分別のまた分別が必要になりコストもかかります。あきる野市では現在プラスチックはすべて燃やせるゴミとして処分していますが、今後分別が進める方針です。


都内でも分別処理していないのは、あきる野市を含み3市のみで、今後すべてが分別をしていく流れです。今回新年度予算で、ゴミの調査のために700万程度を補助金として利用して行います。ちなみに現在の考え方は、プラスチックごみは、助燃材として利用するために、一緒に燃やしているということです。わたしは分別回収には賛成をしています。しかし回収したプラスチックの置き場や、プラスチックをなお、分別する費用、今まで以上にかかる燃料費など、改善にむけても問題があります。

 
 
 

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