文部科学省の方針をうけて、あきる野市でも不登校の生徒に学校へ戻る指導のみではなく、新たな支援としてフリースクールも視野にいれて今後進めていきます。
フリースクールとは、一般に、不登校の子供に対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設を言い、その規模や活動内容は多種多様で、民間の自主性・主体性の下に設置・運営され、平成27年度に文部科学省が実施した調査では、全国で474の団体・施設が存在しております。
また、外出も出来ない場合家庭にいる不登校の子供に対する必要な情報提供や助言、ICTなどを通じた支援、家庭訪問による支援などがあります。
不登校の子供やその家族は、「行きたくても行けない」現状に苦しみ、繊細な気持ちになっている場合があるので、学校・家庭・社会が寄り添い、共感したり、受け入れたりすることが大切です。
少し前の統計で平成27年度中の不登校児童生徒数は、全国の小学校27,583人、中学校98,408人、高等学校49,563人の合計175,554人です。
この様に多くの子育て世代の家庭で、苦しんでいる方、苦しんでいた方がいることがわかります。この様な方をあきる野市の自然環境と、都内への移動がそう遠くない地域として、向かい入れることは出来ないでしょうか、移住定住を打ち立てるわが市でも検討していくことも大切だと思います。
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