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■ デジタル介護

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

今回は介護現場におけるデジタル機器の話です。ご存じの通り2025年には介護人材が32万人不足すると言われております。現在も介護現場を担っている方々は高齢化しており、この人材不足をどのように解消していくのかは、地域の課題でもあります。


先進的な老人福祉施設では、ベッドの下にセンサーを設置して、睡眠の深さなどを確認するものや、下腹部にセンサーをつけ、尿意の状況を把握したり、天井からセンサーで離床やベッドからの転倒などが発生したときの早期対応を促す仕組みもあります。


国も科学的介護を支援しており、デジタル機器の導入へむけ、補助金を出してきました。

現在はその支援をするために、国内14か所に窓口を設けており、導入に向けて不安の解消や、利用方法のステップなどを一緒に考えております。


承知していると思いますが、あきる野市や日の出町、青梅市などは特別養護老人ホームが多くあり、市外の方の受け入れも大変多く、人材不足のダメージを多く受けてしまいます。単体の行政だけでは限度があり、効率も悪いので、広域行政圏などの括りで今後支援をしていけるように、考えていかなければ、外国人材の受け入れだけでは、難しいと感じています。西多摩のデジタル介護の現状はいかがでしょうか。

 
 
 

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