top of page

■ デジタル介護

  • 執筆者の写真: 村野 栄一
    村野 栄一
  • 2022年9月24日
  • 読了時間: 1分

今回は介護現場におけるデジタル機器の話です。ご存じの通り2025年には介護人材が32万人不足すると言われております。現在も介護現場を担っている方々は高齢化しており、この人材不足をどのように解消していくのかは、地域の課題でもあります。


先進的な老人福祉施設では、ベッドの下にセンサーを設置して、睡眠の深さなどを確認するものや、下腹部にセンサーをつけ、尿意の状況を把握したり、天井からセンサーで離床やベッドからの転倒などが発生したときの早期対応を促す仕組みもあります。


国も科学的介護を支援しており、デジタル機器の導入へむけ、補助金を出してきました。

現在はその支援をするために、国内14か所に窓口を設けており、導入に向けて不安の解消や、利用方法のステップなどを一緒に考えております。


承知していると思いますが、あきる野市や日の出町、青梅市などは特別養護老人ホームが多くあり、市外の方の受け入れも大変多く、人材不足のダメージを多く受けてしまいます。単体の行政だけでは限度があり、効率も悪いので、広域行政圏などの括りで今後支援をしていけるように、考えていかなければ、外国人材の受け入れだけでは、難しいと感じています。西多摩のデジタル介護の現状はいかがでしょうか。

 
 
 

最新記事

すべて表示
■まちづくりと公共交通:これからの地域のかたち

3/28に議員研修会で、公共交通を考えるということで、名古屋大学の安藤章先生を及びして、研修会を行いました。その内容を少しまとめます。 まちづくりを考えるうえで、公共交通は不可欠な要素です。とりわけ高齢化が進む地域社会では、「移動の自由」が住民の生活の質や健康、そして地域経...

 
 
 
【市政報告】:「第3期あきる野市子ども・子育て支援総合計画」策定の内容

子ども・子育て支援の新たな5年間の取り組み。 少子高齢化や核家族化、共働き世帯の増加など、子どもと子育て家庭を取り巻く環境は年々変化し、課題も複雑化しています。こうした背景を受け、あきる野市では令和7年度から令和11年度までの5年間を計画期間とする「第3期あきる野市子ども・...

 
 
 
■市政報告「あきる野市 地域保健福祉計画(令和7〜11年度)」について

あきる野市では、すべての市民が安心して暮らせる地域社会を目指し、「地域保健福祉計画(令和7年度〜11年度)」を新しくつくりました。この計画は、赤ちゃんから高齢者まで、障がいのある人や生活に困っている人など、誰もが暮らしやすいまちにするための5年間の行動プランです。...

 
 
 

Comments


bottom of page