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■COP27国連気候変動枠組条約会議 

執筆者の写真: 村野 栄一村野 栄一

昨年11月6日~20日までエジプトで開催されたCOP27ですが、今回は途上国に生じる損失や被害に対して、資金援助を行うための基金などの仕組み設置で合意をしました。


COP26で気温上昇目標1.5度を掲げ、COP27では、脱炭素社会の移行への作業計画を検討し、ロシア・ウクライナなどの複合的危機にも焦点をあて、COP28にむけて、支援の原資拠出国及び、どの国へいかに配分するかなどを検討していきます。


現在世界の電力は太陽光が5%で、風力が8%を占めていますが、通常であればCO2が2億トン増に及びますが、その分を太陽光と風力で賄えたようです。


ちなみに日本では太陽光に力を入れていましたが、秋田県の秋田港、能代港で13万世帯分の電力を供給が可能な33基の風車を設置しました。今後2040年に向けて原発45基分にあたる4500万キロワット分の風車を設置する予定です。


しかし日本には時速300キロで回る羽根を作ることが出来ないことに加え、設置人材もいないので、今回は60%を超える外国籍の方に応援をしてもらったって風車設置した経緯もあり、課題が浮き彫りになりました。


今後は自然エネルギー政策を強固進めて欲しい限りですが、原発への依存度は復活する兆しがあります。

 
 
 

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